納入事例詳細

概要 A社は、プラスチックの部品を製造しているメーカーです。部品は複数の部材から構成されており、 納期までにどの部材を何個製造すれば良いかを受注数量から手計算で算出していました。 また、部材在庫数もデータ管理をしていなかったため、部材数の管理作業は大変煩雑なものでした。 しかし、部品の品番が大幅に増加し、それに伴って部材の種類も増えたことから、業務を手計算で行うことが困難となり、 部材数の管理をシステム化することとなりました。
ポイント
  • 部材の製造が完了すると、部材在庫を登録し、部品の受注時に受注数量を登録します。
  • 作業はネットワークで接続された複数のパソコンからそれぞれ行うことが可能です。
  • 部品は複数の部材から構成されており、それを部品品番で管理します。 この部品品番が多数あり、品番の類似や構成部材が複雑に入り混じっていることなどで、手計算ではミスが起こりやすい状況でした。 システム化により、各部品の部材構成情報は、部品マスタにて管理して部品を構成する部材を意識せずに作業を行えるようになり、 出荷時に部品品番から部材数量を自動計算して在庫数から減算することで、部材数の在庫数を容易に把握することが可能となりました。
  • 日付ごとの部材不足数を一覧表示、印刷することが可能で、その日に何個の部材を製造すればよいか、容易に把握することができるように なりました。それにより、部材の不足による納期の遅れを防ぐことが可能となりました。
  • 以前は、Excelで作ったシートによる手作業で、部品納品用のラベルをラベル用紙に印刷していましたが、 それを印刷する機能を実装することにより、ラベル印字作業の負担を軽減しました。
使用技術等
  • Microsoft Visual Studio 2008 (VB.NET)
  • Microsoft SQL Server Express 2005